オーバーホール
去年まで約10年間俺のプレイを支えてくれた相棒
補給面にこんな浮きが……
小指側から掌にかけて革が浮き上がっており、ファンブルの原因となっております。
原因は表面と平裏を接着するグリスが無くなっているため…
という訳で、掃除や保革も兼ねてオーバーホール開始です!!
まずは紐を解き先日紹介したブラシ等で埃や汚れを落としたあと、保革の為の秘密兵器を投入します。
それがこちら↓↓↓
はい!皆さんご存知ニベアの青カンです😁
仕事柄手荒れが酷く、カッサカサなのでこれが無いと冬を越せません❄️
でも、今回塗るのは手ではなくグラブに塗っちゃいます!!
その為だけに新品の青カン買いました👍
普段手に塗るのはニベアチューブなので、青カンはガチでグラブ専用です(笑)
そんなニベアを散布したグラブがこちら
革に潤いが戻りました✨
指先なんかはカサカサどころかカッチカチだったのですが、ニベアを塗って数日放置したら見事しっとりサラサラに。
まことしやかに囁かれていた「グラブにもニベアが効く」というのはどうやら事実だった様です!
ゴワゴワする箇所には少し多めに塗ってあげると回復しますね。
そしていよいよ、グリスを投入します
※タッパーに詰められたチーズではありません※
アタッチメントグリスという接着剤を使い、補給面の形直しをします。
常温では硬いので温めて適度に柔らかくしてから、平裏と補給面の間に塗り込みます。
グリスが入ってない状態を撮るのを忘れていましたごめんなさい(´・ω・`)
グリスが温かいうちに補給面を叩いてある程度伸ばします。
そして粗方の形が決まったらリレースします。
こんな致命的な状態だったのが…
この状態を経て
ここまで回復しました。
あとは一旦グリスの熱を1~2日放置して完全に冷まし、再型付けすれば完成となります。
しかし、浮き上がった分革が伸びて完璧な仕上がりは難しいという例もあるようなので、結果はまた今度お知らせ致します。